治療レベルは
歯の寿命を大きく左右する
一般歯科では保険診療と自費診療の項目が存在します。
保険診療は安くて受けやすいですが、メリットだけではありません。
治療のレベルは自費診療には劣り、場合によっては再発を繰り返す場合もあります。
自分の歯をできるだけ長く保ちたい方に向けて、歯科用CT、使用する材料にいたるまで、制限のない治療方法のメリットについてご紹介します。
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目次
こんなお悩みはありませんか?
- 良い歯医者を探している
- 痛い虫歯治療を避けたい
- 再発防止を重視したい
- 質の高い治療を受けたい
- 納得のいく仕上がりを求めている
- 保険診療と自費診療の違いを知りたい
当院の治療方針
納得のいく治療を第一に
質の高い治療は、治療後のトラブルの発生率低下につながり、結果的に歯の寿命が伸びる傾向にあります。
そのため、当院では材料や薬剤の使い方にこだわりをもっています。
根管治療や虫歯治療、ほかの処置でも歯科用顕微鏡であるマイクロスコープを利用します。
歯科用CTによる診断はみるだけではなく、それをもとに予想して患者様に最適な治療を導きだすことが大切です。
患者様に少しでも安心して治療を受けていただくために、治療の精度を上げるための工夫や、講習会への参加、専門分野の勉強など、歯科医師としての経験値も常に磨いています。
当院では「抜かない・削らない・痛くない」を基本として、安心できる環境づくりや衛生管理も含め全力を尽くしています。
一般歯科診療の種類
虫歯治療
虫歯治療とは「虫歯を削って詰め物をする」、「被せ物をして歯としての機能を再現する」治療です。
一度削った歯は元には戻りません。
そのため、削るときは感染した部位だけを慎重に削っていきます。
肉眼ではわからない小さなトラブルはマイクロスコープを使用する場合もあります。
●当院は麻酔の痛みを和らげる工夫も怠りません
歯科治療が怖いイメージをもたれる理由の1つに「麻酔時の痛み」が挙げられます。
当院では、針を刺す前に塗るタイプの表面麻酔をして歯ぐきを軽く麻痺させ、その後圧力が一定に保てる電動麻酔器を使って薬液を注入します。
使用する針も極細タイプを選んでいることから、麻酔による痛みは最小限で済みます。
歯周病治療
歯周病はその状況に応じて、軽度、中度、重度の3段階に分けることができ、状況によって治療方法も変化していきます。
歯周病は歯や歯ぐきにたまる歯石(プラーク)の中にいる歯周病菌によって引き起こされます。
歯科医院でのスケーリング(歯石を取る治療)やご自宅でのケアが重要です。
●軽度の歯槽膿漏
「歯ぐきから血が出る」、「朝起きたとき口の中がねばねばする」などの症状しかなく、自覚症状がほとんどありません。
そのため、歯槽膿漏にかかっていると気がつかない方もいらっしゃいます。
定期的に歯科医院でのクリーニングや自宅でのケアを確認していくことで歯肉炎の場合はもとの健康な状態に戻る可能性があります。
●中度の歯周病
歯と歯ぐきの間にある歯周ポケットが深くなり、細菌が発生させる毒素により炎症が起こって歯のまわりの組織が破壊されていきます。
歯周ポケットの深いところにある歯石は自宅での歯磨きだけでは対処できないため、歯科医院の専用の器具による除去が必要です。
一般的には失われてしまった歯槽骨はもとには戻りません。
これ以上悪化させない、または進行を止めるために、こまめに歯科医院でプラークコントロールしていきます。
●重度の歯周病
歯を支える顎の骨が大幅に溶かされ、歯茎が腫れ、歯がぐらつき、口臭も強くなる傾向にあります。
プラークコントロールに加え、外科治療も必要になっていきます。
歯ぐきの奥深くにまで歯石が付着するため、麻酔をし、歯茎を切開して歯石を除去していく場合もあります。
残すことのリスクが高い場合と残せる見込みのない場合には、抜歯を選択することがあります。
患者様にあった歯周病治療をご提案していきます。
精密根管治療
根管治療は、もっとも重要な基礎工事といえます。
どんなにきれいな歯を入れても基礎工事ができていなければ、将来痛みや再発を起こし、やり直しになる可能性があります。
長く、安定した歯を保つために根管治療はとても重要です。
当院では、肉眼ではみえない歯の根をマイクロスコープを使って確認します。
マイクロスコープによって、歯の根の穴や取り残した汚れ、神経のカスなどを鮮明にみることができます。
さらに歯科用CTを併用することによって、歯の根の状態をくわしく把握することができ根管治療の成功率を上げることにつながります。
精密入れ歯(部分義歯)
入れ歯は、歯を失った場所を補うための処置です。
できあがったばかりの入れ歯はすぐには口の中にあいません。
少しずつの調整が必要不可欠です。
●保険適用の部分義歯
金属のバネがついている、違和感が大きいなど不自由さを感じる方もいますが、費用が安く3割負担で、1つあたり約4,000円~12,000円前後が相場とされています。
●保険外の部分義歯
バネなしの作製や入れ歯そのものの厚みを薄くすることができますが、費用は高く1つあたり約15万~35万円前後です。
しかし、金属のバネや保険適用の入れ歯の素材は意外と目立ちます。
自費で作製する入れ歯は、金属のバネがないうえに色も自然なため、笑ってもすぐに気づかれにくいと評判です。
ただし保険適用と自費どちらも、歯の本数や使用する素材によって費用は異なります。
総義歯
口の中全体をしめる総義歯は、保険でつくると金属のバネはありませんが、部分義歯よりも違和感が大きく、嘔吐反射が強い方(吐き気がでやすい方)には耐えられない場合があります。
●保険適用の総義歯
費用は3割負担で1つあたり約8,000円~9,000円前後です。
保険適用の入れ歯は安くつくれることが一番のメリットですが、デメリットもあります。
違和感が大きい場合、食事や会話の楽しみが少なくなる可能性が考えられます。
●保険外の総義歯
保険外の場合は、正面からはみえない部分を薄い金属にすることができるため、違和感は小さい傾向にあります。
費用が高く1つあたり約40万前後といわれています。
自費の入れ歯は、密着性・安定性を高めるために患者様にあわせて工程を増やして制作できます。
精密な型どり、噛み合わせまでも考慮した作成方法でお食事やおしゃべりに困らない、外れにくい入れ歯を作製することができます。
また、豊富な素材のなかから、患者様にあわせてカスタムすることができます。
日常生活にかかせない入れ歯だからこそ、患者様にあわせて適切なものを厳選して自然な入れ歯をご提供していきます。
一般歯科の保険診療と自費診療
歯科の保険診療は、安いかわりに使用する材料や機材、時間に制限があります。
その縛りのなかでは、質の高い治療を行うことはできない可能性があります。
もちろん精一杯力はつくしますが、自費での仕上がりと差がでてしまうことをご理解いただく必要があります。
保険を使って作製したものはすぐにつくりなおせない
よくあるケースが「入れ歯のつくり直し」です。
入れ歯の紛失や破損は一般歯科ではよくあることですが、保険のルール上、保険で作製した入れ歯は再作製までに6ヶ月あけなければいけません。
保険適用の入れ歯を作製する場合は、その点もふまえてご検討ください。
保険のクラウン(被せ物)も2年間はつくり直せません。
自費診療によって口の中に対する意識も変わる
質の高い治療が受けられる点だけが、自費診療のメリットではありません。
それなりの費用を払ったことで、治療を無駄にしないために今まで以上にお手入れを頑張るといった患者様ご自身の口の中に対する意識を変えることが期待できます。
口の中の健康は全身の健康にもつながるため、それが一番のメリットだと考えられます。
自費診療は歯科医院によって各治療にかかる費用に差があります。
ご希望の方は一度歯科医院へご確認ください。
再発予防の大切さ
定期検診がおすすめ
一度削った歯は、別の素材で修復はできても、もとには戻りません。
「1本くらい歯の神経を失っても大丈夫」「少しぐらい虫歯や歯周病になっても大丈夫」などといった軽い考えをもたないようにしましょう。
自分の歯をできるだけ長く使うためには、1回の治療を質の高いものにして再発を防ぐことが大切です。
再発予防には、質の高い治療のほかに定期検診がおすすめです。
早期発見・早期治療を意識して、健康な状態を維持しましょう。
よくある質問
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肉眼とマイクロスコープではどれだけ違いがありますか?
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マイクロスコープは、肉眼の4倍から20倍まで拡大して確認することが可能です。
肉眼ではみえないレベルまでこまかくチェックすることができるため、必然的に治療の仕上がりに差が生まれます。
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マイクロスコープや歯科用CTはどこの歯科医院でも置いていますか?
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マイクロスコープや歯科用CTは本体が高額である理由から、導入している歯科医院は少ないといわれています。
歯科用CTはインプラント治療や矯正治療ではほぼ確実に必要になるため、導入していない場合は大学病院や別の医院で撮影をお願いされます。
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別の歯科医院で歯根が破折しているから抜歯だといわれました。
接着治療で治せますか? -
治療できる場合とできない場合があります。
一度、ご相談ください。
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虫歯や歯周病と診断されなくても定期検診に通わなければいけませんか?
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定期検診は、虫歯や歯周病など口の中のトラブルを防ぐためのものです。
とくに虫歯の場合だと、痛みを感じたころには進行しているケースが多く、神経を取らなければいけない場合もあります。
初期虫歯をみつけるためにも、定期検診の継続をおすすめします。
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保険治療で白い被せ物はできますか?
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当院では、小臼歯のみ保険で白い被せ物(CADCAM冠)の取り扱いがあります。
著者 Writer
- 関屋 亘(セキヤ ワタル)
- 【所有資格】日本接着歯学会 専門医 / 日本口腔インプラント学会 専修医
【生年月日】1979年6月11日
▼ご来院される患者さまへ一言
一生懸命、治療させていただきます。
お口のトラブルにお悩みの方、ぜひ当院へご相談ください!
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